2020年11月24日火曜日

神崎川実習

山県市の神崎川での実習に同行させて頂きました。大学からわずか30−40分程度ですが、清流で、イワナも観察できました。神崎川に沿った、舟伏山登山道は植生としては人工林が多くて、見所はあまりないですが、フロラとしてはミズナラのような冷温帯植物と、シラカシ・アラカシのような暖温帯植物が混成し、カツラやトチノキのような河畔植物もみられて、非常に多様です。


このような多様なフロラを教えるには、残念ながらまだ勉強が全然足りないようです‥‥。


 

大台ケ原調査

応用生物科学部の安藤先生に、大台ケ原の調査に連れて行って頂きました。学生の頃に行ったような記憶がありますが、シカの増大で大きな影響を受けた生態系として興味深い調査でした。


 剥皮された樹木が多く観察され、現在では柵によって多くの場所が保護されているようです。

柵の中では、多くの針葉樹が復活してきている場所も見られましたが、ひどく生態系が破壊されて、ササ草原となって、生態系の復活が難しそうな場所もあります。



安藤先生、今回はご案内いただき有難うございました。大台ケ原の様々な場所が見られて、大変勉強になりました。また大台ケ原の最高峰にも登頂?しました。




2020年11月12日木曜日

冬景色

 高山は早くも雪の便りです。今年は冬が早そうです。



2020年11月3日火曜日

本庄バイオチャーサイト

 早稲田大の吉竹先生との共同研究である、本庄サイトに久しぶりにやってきました。


コナラ二次林に炭を撒いてから、はや5年が経つようです。カーボンニュートラルから、カーボンネガティブに生態系が変化したかどうか、早急な検証が必要です。




2020年10月28日水曜日

城ヶ峰登山

 大学の裏山の城ヶ峰に、初登山しました。3年生の実習ですが、天気がとても良くて、大学が見渡せました。植生は、アベマキやコナラなどの二次林で、常緑樹はあまりありません。








2020年10月25日日曜日

秋の大白川ブナ林

大白川ブナ林へ林道も開通しまして、残りの毎木調査に行きました。
紅葉の最高な時期ですね。


今回は雨で難儀しましたが、どうにか終わりました。



 

2020年10月18日日曜日

位山新プロジェクト2

位山演習林での、新プロジェクト開始しました。天気に恵まれて地下部の掘り起こしは順調です。技官さんにまずユンボで周りを掘り出してもらって、クリの木の地下部1/4の土壌を全て取り出します。



自然の森では、多くの枯死木が土壌中に埋まっており、難儀しています。

まずは、表層の土壌を全て採取して、その後、クリの根を露出させます。


 皆さん、ご苦労様でした。残りは来年でしょうかね。


2020年10月1日木曜日

天然舞茸発見!!

高山サイトで調査中に天然舞茸を発見しました。が、今回は発見が僅かに遅く、既に枯れ落ちていました。調査木なので、発見場所は秘密ですが、来年度も生えて来ると思われます。
楽しみにして待ちましょう。。。食べても良いのかな?




一方で、別の場所では、知る人ぞ知るキノコの王様発見です。明らかな毒キノコと思う人が多いでしょうが、これはヨーロッパでは大変珍重されるタマゴタケです。この仲間は毒キノコが多いですが、この鮮やかなオレンジのカサと、毒々しいオレンジの柄が特徴です。
大変美味しいですよ


あと、高山試験地では、最近キツネが良く出るようです。野良犬かと一瞬思ったけど。


 

2020年9月23日水曜日

久々の大白川ブナ原生林調査

白山山麓の大白川ブナ原生林は、現在も林道が通行止めですが、白川村の協力によりまして、3年ぶりの調査が開始できました。プロット内では、写真のような大きなブナが何本も根返りして倒れておりまして、さらに大きなギャップが形成されていました。


 このような超大型!のCWDの分解プロセスとギャップでの森林成長をどのように追っていくか、成熟林の炭素循環はなかなか難しそうです。

今回は筑波大の廣田先生と神戸大の藤嶽先生の研究室にお手伝いいただきました。手伝って頂いた学生の皆さんありがとうございました。


2020年9月16日水曜日

位山新プロジェクト

位山での新たなプロジェクトが開始しました。八ヶ岳演習林での調査に引き続きまして、根ほり調査の開始です。今回は技官さんにお願いして、笹を切り払い、ユンボを使って試し堀を敢行しました。


1m程度まで掘った結果、A層の薄い理想的な土壌のようです。来月には本格的な穴掘り調査になる予定。





2020年9月2日水曜日

土石流発生

 高山サイトでは小さな堰を設置して、溶存態有機物の流出量などを測定しておりましたが、国道41号が破壊された大雨の時に、この小さな谷でも土石流が発生したようで、堰が埋まってしまいました。

流量の観測は、なかなか大変ですね。





採水器があった場所は土砂で埋まっておりますが、撤去した後で助かりました。

観察用に設置していたカメラは下の方で、埋まっていましたがどうにか回収して、データは無事でした。




試験地への道もだいぶ崩れておりますが、どうにか開通したようです。

2020年8月23日日曜日

金華山での細根生産の調査

今年の研究では、金華山の常緑広葉樹林内での細根生産量の推定に挑戦しています。

半月後ぐらいに、実習で訪れてみると、既にイングロウスコアが掘り出されておりました。方形区のロープもほとんど齧られてしまっているのですが、都市の森でもかなり動物が多いみたいです。

 





2020年6月29日月曜日

新兵器登場

位山演習林の新たな河畔林調査を開始しました。今回の調査では、新兵器の登場です。現場で巻尺を使って位置図を書いたり、直径を測ったりするのは、そろそろ古いでしょうか。
iPadにもLidar が付いている時代ですから、勉強してみたいと思いますが、今回は大西先生にお任せです‥



美しい、梅雨の晴れ間の河畔林




2020年6月5日金曜日

金華山調査の開始

なかなか、卒業研究も開始出来ませんでしたが、どうにか金華山での、今年度の最初の調査を行いました。

一年間のデータを取るのが難しくなりましたが、卒業研究頑張って下さい。
細根生産の測定方法について検討する予定です。


2020年5月25日月曜日

新緑の位山

今年度の調査もやっと始まりました。

   
      カツラの新緑も美しいです。
    
                       




2020年4月29日水曜日

山の春

冷温帯の山では春が始まっています。調査はいつからできるかな。



2020年4月26日日曜日

自宅勤務2

在宅勤務継続中です。講義はオンラインになってます。今のところ、修論や卒論のフィールド調査も始まってないので、アップする写真がないです。
お気に入りのレストランも、テイクアウトのみになってしまったので、休日のランチです。研究生活で調査に行けないのは、初めての経験なので、だいぶストレスです。



岐阜では珍しい、本格的 🇮🇹 
「おせち」も美味しいです(関係ないけど)


さて、この期間はいつまで続くか、不明ですが、高速インターネット回線が普遍化するとか、選挙も全部オンラインになるとか、どこの教育もオンラインが自由に選択出来るとか、ちょっとは社会が変革されると良いですね。



2020年4月10日金曜日

沈黙の春



レイチェル カーソン「沈黙の春」を思い出しますが、新学期ですが静かな春です。今しばらく戦いが続きそうです。講義は基本的に5月20日まではオンラインで行うようです。「生態系生態学」は、音声付きPPTファイルを来週中にはアップロードする予定ですので、しばらくお待ちください。

2020年4月6日月曜日

自宅勤務

岐阜大学は本日より2週間の在宅勤務となりました。
学生の皆さんも、原則的に大学への立ち入りは禁止です。新しい研究が始まる時期で不安もあると思いますが、いつでも研究が開始できるように、各自が家で力をためて準備して下さい。

2020年3月15日日曜日

雪の少ない高山

今年は極端に雪が少なくて、雪解けが早そうです。堰の水はまだ凍っています。