白山山麓の大白川ブナ原生林は、現在も林道が通行止めですが、白川村の協力によりまして、3年ぶりの調査が開始できました。プロット内では、写真のような大きなブナが何本も根返りして倒れておりまして、さらに大きなギャップが形成されていました。
このような超大型!のCWDの分解プロセスとギャップでの森林成長をどのように追っていくか、成熟林の炭素循環はなかなか難しそうです。
今回は筑波大の廣田先生と神戸大の藤嶽先生の研究室にお手伝いいただきました。手伝って頂いた学生の皆さんありがとうございました。
今回は筑波大の廣田先生と神戸大の藤嶽先生の研究室にお手伝いいただきました。手伝って頂いた学生の皆さんありがとうございました。
位山での新たなプロジェクトが開始しました。八ヶ岳演習林での調査に引き続きまして、根ほり調査の開始です。今回は技官さんにお願いして、笹を切り払い、ユンボを使って試し堀を敢行しました。
高山サイトでは小さな堰を設置して、溶存態有機物の流出量などを測定しておりましたが、国道41号が破壊された大雨の時に、この小さな谷でも土石流が発生したようで、堰が埋まってしまいました。
流量の観測は、なかなか大変ですね。
採水器があった場所は土砂で埋まっておりますが、撤去した後で助かりました。
観察用に設置していたカメラは下の方で、埋まっていましたがどうにか回収して、データは無事でした。
試験地への道もだいぶ崩れておりますが、どうにか開通したようです。