3月11日

トピックスにも有りますが、一年前の3月11日は生態学会で大島賞を頂きました。私は後期試験があったために、受賞講演が終わってからすぐに、その日の夕方にセントレアに帰って来ました。今考えると、あの日に名古屋行きの飛行機が定刻通り飛んでいたのはとても不思議です。
私の研究のやり方が変わったわけでは無いけれど、税金によって賄われている私の研究について考えざるを得ない一年間でした。数百年に一度の大災害(撹乱)に対してどのように立ち向かうのか？我々が使う莫大なエネルギーは、何処からどの様にして得るのか？薄く広域に撒き散らされた、放射性物質にどの様に対処するのか？
科学が、信頼を取り戻せるように、私は地道なモニタリングを継続して行く他は無いのですが。

年次報告会

第10回流域圏科学研究センター年次報告会

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